シーザーサラダはファミレスや居酒屋、コンビニでも人気のあるサラダで、家庭でもすぐに作れるメニューです。
しかしお店によって様々な具材があり、頼んでみたら温玉やベーコンなどの人気の具材が入って無くて残念だと思ったことはありませんか?
シーザーサラダの定義を知っていれば、こんな思いはしなくて済みます。
今回はシーザーサラダの『シーザー』の由来と人気具材、レシピを紹介します!
シーザーサラダの定義とは?
シーザーサラダの定義は、ロメインレタスをドレッシングで和え、パルメザンチーズとクルトンをトッピングしたサラダです。
ドレッシングの材料は、ニンニク、塩、コショウ、レモン汁、オリーブオイルです。
シーザーサラダに使うロメインレタスは、葉に厚みがあり歯ごたえも楽しめるレタスで、熱にも強いです。
北アメリカではロメインレタスと呼びますが、他の地域では『コスレタス』と呼ばれています。
パルメザンチーズの由来とは?
パルメザンチーズという名称の由来は、フランス語の『フロマージュ・パルメザン』と英語の『パーマザーン・チーズ』の組み合わせです。
本場イタリアでは、原産地名称保護制度の認定を取得したチーズだけが、『パルミジャーノ・レッジャーノ』と名乗り、チーズの王様と呼ばれています。
この認定を受けていないパルメザンチーズは、『パルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズ』という事になります。
パルメザンチーズはパルミジャーノ・レッジャーノより風味が劣りますが、安価で経済的です。
具材のクルトンとは?
クルトンは、食パンをサイコロ状に切って油で揚げたものやバターで焼いたものです。
シーザーサラダの他にもスープの具材で使います。
クルトンは、パンの外側の固い部分などを意味するフランス語の『クルート』が由来です。
シーザーサラダの由来とは?
1924年にメキシコのレストラン『シーザーズ・プレイス』のオーナーで料理人『シーザー・カルディーニ』によって調理された事に由来しています。
シーザーサラダが有名になったのは、アメリカのハリウッドで働く人達のおかげです。
当時のアメリカでは禁酒法が施行されていた為、アメリカ人は国境を越え、国境の近くにあるメキシコの歓楽街まで、お酒を飲みに行っていました。
アメリカ独立記念日の7月4日に、大勢のお客様が殺到した為、料理の材料が不足し、料理人シーザーは残っていた材料でサラダを作りました。
このサラダは『シーザーサラダ』と呼ばれ、アメリカで評判になりました。
ジュリアス・シーザーとの関係は?
シェイクスピアによって書かれた悲劇に出てくる、ジュリアス・シーザーが好物だったと言われる説もありますが、全く関係はありません。
ジュリアス・シーザーは古代ローマの政治家で、「賽は投げられた」や「ブルータス、お前もか」などが有名ですが、
紀元前にシーザーサラダはありません。
シーザーサラダかんたんレシピ
家庭で簡単に作れるシーザーサラダを紹介します。
ドレッシングも市販の物を使えば簡単ですね。
次に紹介する具材をお好みで追加すると、自分だけのシーザーサラダが出来ますよ!
シーザーサラダ人気具材
具材はお肉ならベーコン、生ハム、グリルした鶏の胸肉、サーモン、エビなどがオススメです!
野菜はリーフレタス、紫キャベツ、キャベツ、きゅうり、トマト、アボカドなどを入れると見た目がきれいで美味しいシーザーサラダが出来ます。
卵はゆで玉子や半熟玉子を好みによって使います。
ドレッシングの具材は、アンチョビとニンニクを細かく刻み、これに塩、コショウ、レモン汁、オリーブオイルを混ぜます。
好みによりヨーグルト、牛乳、マヨネーズ、ウスターソースを使って味を調えます。
あとがき
シーザーサラダについての記事はいかがでしたか。
定義から見ると具材はシンプルでしたね。
私はイタリア料理だと思っていたので、メキシコが由来だった事に驚きました。
メキシコ料理と言ったらタコスですが、シーザーサラダとも合いそうですね!