早生まれの子はいつから保育園に入れる?不利って本当?メリットは?

子どもを保育園に入園させる際、早生まれの子はいつから保育園に入れるのだろう?と疑問に思った方はいますよね。

保育園になかなか入ることができず「待機児童」という言葉も世間に知られるようになり、今では保育園入園のために活動することを「保活」と呼ぶようにもなりました。

早生まれの子の保育園入園のタイミングや、不利と言われる理由、メリットはあるのかなどをお教えします!

スポンサードリンク

早生まれの子は入園と仕事復帰の時期に気をつけるべし!

まず保育園によって生後何ヶ月から預かることができるかは様々なのですが、認可園では産休明けである生後57日以降から預けられるところも多くあります。

まずは、預けたいと思っている園が何ヶ月から受け入れしているのかの確認をしっかりと行いましょう。

早生まれの場合、翌年度4月1日時点で預けられる月齢に達していないと入園できないので、仕事の復帰時期に気をつけなくてはいけません。

認可保育園の申し込み時期は11月〜1月が多いので不利と言われている

保育園入園にあたり、役所へと出向く必要がありますが、認可園の申し込み締め切り期限を確認する必要があります。

自治体にもよるのですが、認可園の申し込み締め切り期限は秋頃の11月から1月の間に行われているところが多いようです。

その時点で生まれていない場合は、認可園の申し込みをすることができません。そのため、早生まれの子は0歳児から入園するのが難しく、不利と言われているのです。

認可園での申し込みができないと、認可外保育園も視野に入れる必要が出てきます。

認可園の1歳児クラス入園のために待機する人が多い

早生まれで認可園の申し込みができず、産休明けすぐに保育園入園ができなかった場合は認可外に預けたのち、次年度1歳児クラスの入園のために待っている人が多いです。

また、認可外には預けず、1年間の産休を取り、次の申し込み締め切りを待つという家庭も同じようにあります。

妊娠中、わが子が早生まれになりそうだとわかっていて仕事復帰を考えている人は、事前に保育園の申し込み締め切りを調べ、入園が難しそうなら認可外も視野に入れるか、産休を伸ばすか夫婦で話し合うことが大切ですね。

早生まれは保育園生活で不利になる?

やっと保活が終わり、保育園に入園することができたので悩みがなくなったかと思えばそういうわけではなく、早生まれの子を持つ親特有の悩みが出てきます。

同じ月齢の子と同じクラスとして生活していく中で、体力や発達の差に悩む親も多いのです。

同月齢の子と比べて体力や発達の差が気になる

生まれてから歩けるようになるまで、子どもの成長は人それぞれで、成長スピードが違うとわかってはいても、同じ空間の中で過ごしているところを見ると、親としては「うち子ついていけてるかな…」と心配になってしまうんですよね。

体格も一回り大きさが違ったり、言葉や行動も何となくまだ幼い早生まれの子は同じように生活していけるのだろうかと不安になるのは当たり前です。

sponsored link

ですが、親が思っているよりも子どものパワーとはすごいもので、そのような不安もきっとお子さんが吹き飛ばしてくれるほど、保育園生活に慣れ楽しんでくれるはずですよ!

同じクラスだからとはいえ「みんな同じ行動をする」わけではない

体力や発達など、月齢によって差が大きくある0〜2歳児は同じクラスで生活していても「みんな同じ行動をする」わけではないのです。

園にもよりますが、子どもたちをいくつかのグループに分けて、遊びを展開しているところも多くあります。

0歳や1歳クラスでも、月齢ごとに高月齢と低月齢に分け制作を行っていたり、散歩コースが違うなど子どもの成長度合いに合わせた保育をしているところが一般的です。

気になる場合は担任の先生に生活の流れを聞いてみることをオススメします。

いろいろな月齢の子と接することで、良い刺激になる

普段の生活では、同じ月齢の子とばかり接する機会が多い人もいると思いますが、保育園ならではの良い点はいろいろな月齢の子と触れ合えることです。

園によっては異年齢保育を行なっているところもあり、お兄さんお姉さんと接することで発達を促したり、遊びを通して、様々なコミュニケーションを取ることができます。

早生まれの子にとっては身近にお手本となる人物がたくさんいるということ。楽しく刺激のある毎日を送ることができますよ。

早生まれのメリットもしっかりある!

保活に不利だと思われる早生まれにも、園生活や普段の生活の中でメリットと呼ばれる部分もしっかりとあります。

あまり親が気にせず、子どもがのびのびと過ごせる環境を整えてあげることを考えるのが良いでしょう。

小さなことでも褒めてもらえる

同月齢の子と比べて、早生まれの子は成長がワンテンポ遅くなっているので、同じ経過をたどっていても「成長がゆっくり」というイメージがついてしまうものです。

ですが、その反面、小さなことでも同じクラスの高月齢の子と同じようなことができると「すごいねぇ!」と褒めてもらえる利点もあります。

たくさんの刺激を受け、努力する子になる

同じように園生活を送る中で、早生まれの子は「自分にはできないのに他の子はできている」という場面に出くわすことが多くあります。

同じクラスの子なのに、指先の発達が伴わず折り紙を折るのが上手にできなかったり、葛藤することもあるでしょう。

そういったときに「同じようにやりたい!」と思って努力する子が早生まれには多いそうです。

全ての子がそういう行動に出るとはいえませんが、同じように楽しみたいという子どもなりの気持ちがそうさせるのでしょうね。

まとめ

保育園入園に関しては、早生まれの子だと不利になることがあるのは事実です。なので、事前の対策が必要になってきます。

ギリギリになって焦らないためにも、入園申し込み締め切りに月齢が満たない場合はどうするのかを、しっかり家庭内で話し合いましょう。

また早生まれなのに…とコンプレックスに思っているのは、親だけで、案外子どもの方は気にしていないことの方が多いです。

親が思っているよりも子どもはたくましいのでしょうね。早生まれ、遅生まれとそれぞれメリットやデメリットがありますが、深く気にしすぎず、子どもが笑顔で楽しめるような環境を作って行けると良いですね。

スポンサードリンク