子どもが食事中に眠くなる原因と対処法!テレビは見せても良いの?

育児中は毎日が戦争!大人の思い通りにいかないのが育児だっていうのが、身にしみる日々。

特にたくさん遊ばせた後「さあ、ご飯だよ!」というタイミングで、うとうとと眠気と戦っている子どもを見ると「まだ寝ないで!!ご飯食べてから!!」と焦ってしまうもの。

ここでは、子どもが食事中で眠くなる原因や、対処法、食事中での最低限のマナーを簡単にご紹介します!

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子どもが食事中に眠くなるのには原因があった!

さっきまでキャッキャと走り回って遊んでいた子どもが、食事の時間になるとウトウトしてしまって十分にご飯が食べられないまま終わってしまった…という経験、ありませんか?

ある程度食べている状態ならまだしも、数口しか食べてないと後で変な時間にお腹が空いたとグズらないか心配になりますよね。

そこで、子どもが食事中に眠くなる原因を理解しておくことが大切です。

睡眠時間と食事時間のタイミングが子どもにあっていない可能性がある

1歳前後になると食事も3回食になり、大人と変わらず朝昼晩と食事を摂るようになります。

また、睡眠も昼寝と夜、といったように生活リズムが付いてきますよね。

その中で、食事のたびに寝てしまって十分にご飯が食べられていない場合は、睡眠時間と食事時間のタイミングが子どもにあっていない可能性があります。

睡眠時間が短いのに、食事の時間が遅いと、椅子に座った瞬間体力が0になり、寝てしまうということもあります。

遊び疲れたら、食事どころではなくなる

大人も同じですが疲れたら、眠くなりますよね。子どもも同じで、たくさん遊んで疲れた日には食事中に寝落ちすることも多いです。

大人であれば「疲れてきたな…」と感じれば休憩をとったり、身体を休めるといった行動をとることができます。ですが子どもは「休むことを知らない」です。

楽しい遊びに夢中になっているうち、疲れていることも忘れ、食事時間になり座った途端疲れを感じて眠くなってしまうのです。

食事の時間が長くダラダラ食べて疲れる

子育てをしている中でも食事の時間は、とても大変ですよね。好き嫌いが出てきたり、食べたと思ったらべーっと出して遊んだり。親としてはせっかく作った栄養満点のご飯を完食してもらいたい!という気持ちがあります。

ですが、子どもが食事に集中していないのに、ダラダラとご飯をあげていると、子どもも次第に飽きてきて、疲れていると寝てしまうんですよね。

子どもは食事中も頭を働かせてモグモグと食べています。食事をするにも体力が必要なので、長時間の食事は子どもにとって眠くなる原因と言えます。

眠くなる原因がわかったら対処法を知っておこう!

様々な眠くなる原因がわかったことで、対処法を知っていたらすぐに対応することができます。

我が子が食事中に眠くなってしまう原因はどれに当てはまるのか考え、対処してみましょう!

生活リズムを見直す

毎日同じような生活リズムで過ごすことが大切ですが、なかなかそうもいきませんよね。

まず1日の始まりで考えると良いのは子どもの「起床時間」「睡眠の質」です。

起床時間がいつも通りでぐっすりと眠れていたようなら、普段と同じ生活リズムでも良いのですが、起床時間が早く尚且つ夜泣きをしていた場合は熟睡できていなかった可能性が高いです。

そうなると、日中遊んで体力を使うと早くに眠くなる率が上がるため、いつもより早めに食事を用意しましょう。

朝起きた時間と睡眠の質を把握して、食事の時間を設定し、臨機応変に対応することが大事です。

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遊びの中でも区切りをつけて声かけをする

子どもが夢中になって遊んでいると、微笑ましく様子を見守ってしまいます。楽しく遊んでいるときに「ご飯だよ!」と声をかけても「もうちょっと遊ぶー」と言うのが子どもというもの。

子どもが遊んでいる中でも「もう少しでご飯だよ」「ブロック作り終わったらご飯食べようね」などと、子どもにわかりやすく「この後ご飯がある」ということを伝えましょう。

遊んでいる子どもは「今、目の前にあるもの」に夢中になって後のことは忘れてしまいがちなので、見通しを持った声かけをしてみて下さい。

食事の時間を決めて、飽きてきたら片付ける

出来るだけ栄養バランスよく食事を摂って欲しいとは思いつつも、食事のたびに飽きて遊んでいるのに無理に食べさせることはやめましょう。

子どもはもともと長時間集中できるものではありません。食事時間は「30分以内」と決めて、時計がわかる3歳以上の子どもにはあらかじめ伝えておくことが大切です。

「遊び」「食事」「睡眠」とメリハリをつけることで子どもも理解していきます。

遊んで飽きてても食べさせてくれると子どもはわかったら、毎回同じようになってしまうので注意しましょうね。

食事中のテレビは見ない方が良い!食事時の最低限守るべきことを意識しよう!

子どもはいろいろなことに興味、関心があります。たくさんのことを吸収して自分のものにできる時期なので、興味のあるものが多くあるのはとても良いことです。

ですが、それらが食事時の集中力が欠けてしまう原因になっていることもあります。

最低限守るべきことを小さいうちから習慣づけていけたら良いですね。

食事中は緊急時以外、テレビを消す

身近な地域で地震が起きたり、事件が起きていて気になるなど緊急時以外は、食事中テレビをつけず消しておきましょう。

映像は目に入ってくるので、どうしてもそちらに気がそれて集中できなくなってしまいます。

どうしても天気予報やニュースが知りたいといった場合はラジオを聴く程度なら子どもに大きな影響はないでしょう。

目に入ってきたものに興味が出る子どもは、食事中でもテレビに夢中になってしまうので、数十分の間は消しておくことをオススメします。

食事中は遊ばない

子どもが遊び食べをする時期って、育児をしていると必ずあるんですよね。

1歳前後の子どもだと、少しずつ指先が器用になり、つかみ食べに慣れてくると、食事に飽きてきたら遊び始めてしまうということも多いです。

食事の中で「感触を確認しているのか」「ただ食事に飽きて遊んでいるのか」を見極めることが大切になってきます。

遊んでいるなと感じたら、他の食材を勧めてみたり、食事を介助して気持ちが切り替えられようにしましょう。

食事を「楽しむ」ことを忘れずに

好き嫌いが多くなってきたり、遊び食べをしていたりと、せっかく作ったご飯を食べないとなると悲しいですよね。

ついつい「ちゃんと食べなさい!」と怒ってしまいそうになりますが、食事は楽しく食べてこそだということを忘れないようにしましょう。

テレビを消した静かな空間で「美味しいね」と言いながら同じご飯を食べ「幼稚園で何して遊んだの?」などと1日あったことを話せる楽しい空間づくりを意識してみましょう!

まとめ

子どもにはめいっぱい楽しんで遊んで、いっぱいご飯を食べてから、ぐっすり寝て欲しいですよね。

その日の睡眠時間や、体調によってもばらつきが出るので臨機応変に対応することが大事ですが、どうしていつも食事中に眠くなってしまうんだろう?と感じたら原因を探ってみましょう。

子どもによって原因は様々なので、生活リズムを見直したり、メリハリが持てるような声かけをしていけると良いですね。

食事がしっかりと食べれてない…と、あまり心配しすぎず、何かしら食べれてるから大丈夫!とどっしり構えましょう!

食事中に寝落ちしてしまったら、誤嚥防止のためにと、口の中に食べ物が入ったままになってないかだけは、しっかりと確認して下さいね。

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