子ども用品が揃っているお店に行くと目に入るのが、たくさんのおしゃぶり。おしゃぶりをしている赤ちゃんの姿はとても可愛いですよね。
おしゃぶりはいつからいつまで使うものなのか、使い始めてからやめる時の方法や寝かしつけにはどうすれば良いのかなど、おしゃぶりについてのことを徹底解説します!
おしゃぶりはいつから使って良い?いつまで使える?
おしゃぶりは基本的に新生児から使うことができます。販売されているおしゃぶりをみてみると、使用に適した月齢が書かれているので、それを目安に購入してみましょう。
また、いつまで使用するかは子どもによって様々です。子どもが嫌がって結局使わなかったという場合もあることを頭に入れておきましょう。
子どもが嫌がって使わない場合は?
おしゃぶりの種類によって、子どもの口に合わなかったり、もともとおしゃぶりが好みではなく使いたがらない子もいます。
そういったときは無理におしゃぶりをさせようとするのは禁物です。新生児の場合は上手く吸えないことも多いので、少し様子を見てから使用してみるのも良いですね!
おしゃぶりが上手に使える時期は?
生まれてすぐの赤ちゃんは吸引力が弱く、まだ上手に吸うことが難しいので、おしゃぶりをし始める時期としては早くても生後2ヶ月ごろになります。
そのぐらいの時期になると個人差もありますが、赤ちゃんも吸う力が強くなってきているので、おしゃぶり開始に良いでしょう。
おしゃぶりは月齢にあったものを使うのが大事なので、その時その時で買い替える必要があります。
おしゃぶりは癖になる?やめる方法は?
おしゃぶりをしていると、それが癖になり中々やめられなくなるということを聞いたことありませんか?
おしゃぶりをやめる方法は、1歳前後から徐々に使用頻度を少なくして、自然とやめられるよう促していくのが良いとされています。
おしゃぶりを長く使用していると悪いこともある
おしゃぶりを長く使用していると、歯並びや噛み合わせが悪くなると言われています。
今では歯並びに影響が少ないおしゃぶりも販売されていますが、常におしゃぶりを吸っている状態が続くと、前歯が出やすくなってしまうのです。
乳歯が生えそろう頃には、おしゃぶりの使用を控え、歯並びに影響しないよう配慮できたら良いですね。
また、おしゃぶりを常にしていると言葉が遅くなるというデメリットもあります。おしゃぶりをしているが故に、言葉を話すことができず、コミュニケーションが希薄になってしまいます。
他にも中耳炎になりやすいなどのデメリットもあるので、適度な使用が一番良いとされています。
おしゃぶりに依存しないよう注意する
おしゃぶりを常時使用していると、色々なデメリットがあるとわかった上で、おしゃぶりに頼りすぎず依存しないことが大事です。
おしゃぶりに慣れすぎてしまうと、子どもにもお母さんにも後々悪影響がでてきます。
おしゃぶりをやめるには1日中使用することはせず、必要なときにのみ使用するのが良いですね。
おしゃぶりをしながらじゃないと、寝てくれない!他の寝かしつけ方法は?
おしゃぶりで寝かしつけの習慣をしている方も多いとは思いますが、おしゃぶりを取った瞬間に起きて泣いてしまうという経験はありませんか?
子どもが熟睡するまで、おしゃぶりをつけたまま…ということもあるはず。このままでは、おしゃぶりをやめた時の寝かしつけ方法はどうしようか考えてしまいますね。
おしゃぶり以外の入眠儀式を作る!
おしゃぶりで眠る習慣のある子どもは「入眠イコールおしゃぶり」になっています。その、おしゃぶりに変わる方法を考えましょう。
子どもの安心できるものとして、お気に入りのぬいぐるみや、お母さんの匂いがするタオルなど、おしゃぶり以外の安心材料があると良いですね。
寝室に行く時の行動や、寝るまでの行動をパターン化して「この時は寝るんだ」と子どもに覚えてもらうのも大事です。
例えば、
眠る前に絵本を数冊読む
↓
大好きなぬいぐるみにおやすみの挨拶をする
↓
寝室を暗くする
↓
子守唄をながしながらトントンする
など入眠までの一連の流れを作ることが大切です。
おしゃぶりを一度やめると決めたら根気強く!
寝かしつけのおしゃぶりをやめようと決めたら、子どもがおしゃぶりを欲しいと泣いていても、なるべく他の方法を探り試しながら様子を見ましょう。
その時々によって、おしゃぶりをあげたり、あげなかったりすると子どもは混乱します。
泣いている姿を見るのは親としても心苦しいですし、こんなに泣くくらいならあげようかな…という気持ちにもなりますが、いつかはやめなくちゃいけないもの。
あまり癖になりすぎない程度に使用するのが一番ですが、やめると決めたときには覚悟を決めましょう!
まとめ
おしゃぶりの使用に関してデメリットもあげましたが、もちろんメリットもあります。子どもが泣いている時の安心材料の一つになったり、吸う力が強くなります。
また、育児をしているお母さんの負担がおしゃぶりによって少し減るので、気持ちにも余裕ができます。
悪いことばかりではないので、使用の有無や頻度などは考え、上手に使って行けると良いですね!