子どもの衣類やおもちゃなど、成長するにつれて家の中が子ども用品で溢れているという人も多いのではないでしょうか?
家の中を整理するためにも、おさがりをママ友や親戚にあげる約束をしたという人は、おさがりをあげるときやあげるものなど、少し注意をしなくてはいけません。
一歩間違えてしまうと、もらう人がありがた迷惑に感じてしまうこともあります。
ここでは、もらう人がありがた迷惑に感じてしまう訳やおさがりにあったら嬉しいものやNGな育児用品をご紹介します。
おさがりはありがた迷惑?!もらう人がありがた迷惑と感じてしまう理由!
子どもの成長はあっという間なので、その都度新品を揃えるのは少しもったいないかも…と思っている家庭は多いです。
親戚やママ友から「おさがりがあるよ~」と声をかけてもらえると、とてもありがたいのですが、ちょっとした行動ひとつで、もらう人がありがた迷惑だと感じてしまうこともあります。
ありがた迷惑と思われないためにも、相手の気持ちになって考え、おさがりのやり取りを行いましょう。
必要ないおさがりまでもらうのは迷惑!
おさがりをもらう人は、自分の子どもの月齢にあったおもちゃや体型にあったサイズの衣類をおさがりでもらえるととてもありがたいのです。
もらえるからとはいえ「なんでも良い」わけではないんですよね。必要ないものまで「もう使わないものだから貰ってー!」と渡してしまうと、相手にとっては迷惑だという場合もあります。
相手が必要なものは何なのか、事前に確認しておきましょう。
明らかに好みではないものが多い
おさがりを渡したり貰ったりなどのやり取りするのは、仲の良いママ友だったり親戚など気心知れた仲の人が多いですよね。
子どもとはいえ好みがあったり、衣類となると親の好みもあったり難しいところなのですが「我が子は女の子なのに男の子の衣類が多い」「落ち着いた色味が好きなのを知ってるはずなのに派手目のものが多い」など、明らかに好みではないものが多いと、おさがりをもらった人も困ってしまいます。
相手のことを考えて「こんなのあるけどどうかな?」と確認してから、渡しましょう。
思い入れがありすぎるものは、貰っても処分に困る
素敵な衣類やおもちゃを譲ってもらえるのは、もらう人にとってはありがたいですが「思い入れがあるもの」は別です。
おさがりを渡すときに「これは、すごくお気に入りで手放したくなかったんだけど使えなくなったから…」「〇〇した記念に買ったものなんだけど…」など、おさがりに関した思い出は話さないようにした方が良いでしょう。
使っていた人の思い入れがあるとわかると、もらう人も使いづらかったり、使わなくなったときの処分に困ってしまいます。
おさがりであったら嬉しい育児用品はコレ!
おさがりでもらえるなら、これがあると嬉しいな~!と思うものは色々とありますよね。
短期間しか使用しないけれど普通に買うと少し値段が張るものや、子どもに合うかどうかわからないからとりあえず試しに使用してみたいものなど、おさがりで貰えると嬉しい!といった声の上がる育児用品をご紹介します。
ベビーバス
赤ちゃんの沐浴に必要なベビーバスは誕生日〜生後1ヶ月の間、毎日使用します。1ヶ月検診を終え、湯船に浸かる許可が出れば赤ちゃんと一緒に湯船に浸かってお風呂を楽しむことができるので、ベビーバスを使用しなかったという人もいます。
短期間だけれど絶対必要なものなので、ベビーバスをおさがりで貰えると嬉しいという人が多いようです。
ベビーカーや抱っこ紐
ベビーカーや抱っこ紐は、育児の中でも必要不可欠といっても過言ではないものです。使用する期間も長いため、普通に購入すると値段が高いものも多いですよね。
ベビーカーや抱っこ紐は、子どもによっては嫌がったり、抱っこ紐をした感じがしっくりこなかったりなど、せっかく購入したのに上手く使えなかった…という失敗も多いのが現実です。
安い買い物ではないので、おさがりでベビーカーや抱っこ紐をもらえるとお試しで使用でき、赤ちゃんが気に入ればラッキー!といったように喜ばれるおさがりですよ。
子ども服
やはり、おさがりで一番助かるのは子ども服です。子どもの成長は早いので、せっかく素敵なものを買っても数回着用しただけで終わってしまった…と残念な気持ちになることもあります。
子どもは1日に何度も着替えをすることもあるので、洗い替え用におさがりの服があって助かった!という人も多いです。
サイズ別、種類別で分けておさがりを渡すと、喜ばれること間違いなしです!
おさがりであげるのはNGな育児用品!
おさがりであげられそうな育児用品は、衣類やおもちゃ、絵本などいろいろなものがありますよね。
その中でもおさがりであげるのは避けた方が良いものがいくつかあります。
相手側に迷惑にならないよう、おさがりを整理する時は気をつけて選別しましょう。
肌着や布おむつなど肌に直接触れているもの
新品未使用のままサイズアウトしてしまい使っていないものは良いのですが、何度も使用している肌着や布おむつは子どもの肌に直接触れるものなのでおさがりを避ける人も多いです。
肌着は何度も使用していると、どうしてもよれてきてしまうので、新品でない限りはおさがりとして渡さず、自分で処分するようにしましょう。
部品が欠陥して、危険のあるおもちゃ
子どもが使うおもちゃは安全第一です。おもちゃの一部が壊れていたり、欠けていると遊んでいるときに怪我をしてしまう恐れがあるので注意してください。
また、電池がなく電池交換さえすれば使えるおもちゃは事前にその旨を伝えておくと良いでしょう。おさがりであげるからと、わざわざ電池を入れ替えておく必要はないのですが、子どもは新しいおもちゃがあるとすぐ遊びたくなってしまうので、電池の有無は相手に伝えてくださいね。
ピースの足りないパズルや、破れている絵本
まだまだ使えるけれど、遊んでいるうちにピースがなくなってしまい完成できないパズルや、子供が誤って破ってしまい内容がわからない絵本は貰っても困りますよね。
パズルは事前にピースはがっているか確認し、袋分けして渡すと良いでしょう。
絵本は表紙カバーが無い程度はOKという人が多いので、絵本の中身を確認し、過度の汚れやページ抜けがないか見てから渡すようにしてくださいね。
まとめ
おさがりはもらうと嬉しいけれど、一歩間違えればありがた迷惑になってしまうものです。
あげる側として、どういう場合がありがた迷惑になってしまうのか知っておくことが大切ですよね。
自分が使ったものを、誰かにまた使ってもらえるのは嬉しいものです。相手は何を必要としているのか考え、あったら嬉しいかな?といったものも「どうかな?」と声をかけてみてください。気持ちの良いやり取りが出来ると良いですね!