卒園式の中では色々な出し物がありますよね。在園児からの贈り物や、卒園生の感謝の言葉など感動的な場面が多くありますが、親から子どもへのプレゼントとして歌を贈るという園も多くあります。
ですが、親が集まって歌の練習をするとなると、どこで行うのが良いのか迷いますよね。ここでは、親が子どもへ歌の贈り物をするときの練習場所や、オススメの歌などをお教えしていきます!
卒園式で親から子ども達に歌を贈ろう!どこで練習する?
卒園式に向けての話し合いがいつ頃行われるかにもよりますが、年が明けた頃から園の方から「親の出し物としてお願いできませんか?」という声がかかるはずです。
また、親が卒園式に歌を歌うのが伝統になっている園もあるかもしれません。
小学校へ向けての準備が忙しい中、どのように練習するのが良いのかお教えします。
まずは、みんなが知っている歌を選ぶ
子ども達へ贈る歌として、勿論子ども達が聴き慣れた曲を選ぶのが良いでしょう。
そして、何より歌う側の親も知っているメジャーな曲を選ぶことによって、練習時間を大幅に削減することができます。
中には仕事をしている方もいますし、育児にプラスしての歌の練習は時間を作るのが大変ですよね。
知っている曲だと各々練習することもでき、覚えも良いので選曲が大切になってきます。
練習場所は園内を選ぶと安心
親が歌の練習をしているとき、子どものお世話をどうしたら良いだろうと悩む方が多くいます。
園の先生方なら卒園式の歌の練習をしたいと申し出れば、子ども達が降園した後ホールが空いている日に時間を設けてくれるでしょう。
園ならピアノもあるので伴奏をすることもできます。親が歌の練習をしている間は、ホールから少し離れたお部屋で先生と子供達で過ごすことになります。
親が集まりやすく短時間で練習をするには、園内が一番安心です。
練習する日を事前に設定しておくと集まりやすい
卒園式のある時期は年度末でもあるので、仕事をしている親は忙しい時期ですよね。ただでさえ新しい環境の準備をしている時期でもあるので、バタバタとしがちです。
卒園式で親から歌の贈り物をすると決めたら、その時点で練習する日を決めておくと良いでしょう。
早めに日程を組んでおくだけで予定を立てやすく、練習に集まれる人も多くなります。
各家庭、事情は様々なので練習することを無理強いせず、出来る範囲で練習しましょう。
卒園式で親が歌を贈る時に大切なポイント
大勢で歌を歌うのは学生ぶりという人が多数います。歌が得意な人、そうでない人と性格や趣味もバラバラな親達が一緒になって歌を歌うのは、簡単なことではないかもしれません。
ですが「子どものために」という気持ちはみんな同じですよね。どのような点に気をつけて卒園式までに歌を完成させたら良いのか考えてみましょう。
適材適所!無理なお願いはしない!
歌を歌うという時は伴奏が必要になります。子ども達が歌を歌う時は先生がピアノで伴奏していますが、親が歌う時はどうしたら良いでしょう?
数多くいる親の中で1人や2人くらいは、ピアノが弾ける方もいますよね。ですが卒園式という場で弾くのは緊張してしまうから遠慮したい…という人に無理にお願いするのはやめましょう。
もしピアノの伴奏が親の中で決まらないなら先生に頼むか、音源を流しても良いのです。
ここで、無理なお願いをしてしまっては良好だった親同士の関係が不穏な空気になることもあるので、注意しましょう。
子ども達の好きな歌、子ども達が歌う歌を事前にリサーチする
どの歌を歌うか決める時、卒園式で子ども達は何を歌う予定なのか園側にしっかりと確認しておきましょう。
練習を始めてから、実は同じ歌だったという事態にならないためにも、確認が必要です。
また、子ども達に聴き慣れた曲を選びたいと考えたら、園でどのような歌を歌っているか聞いてみましょう。
卒園式にぴったりの曲を先生方なら多く知ってるはずなので、良いアドバイスをくれますよ。
うまい、下手にこだわらず気持ちを込めて
卒園式で親からの贈り物として歌う歌ですが、練習時間もそう多くはありません。
親とはいえ卒園式の雰囲気や緊張感で、練習と同じように歌うことができないかもしれない、とあらかじめ考えておきましょう。
なにより、子ども達の晴れ舞台なので一生懸命育ててきた親としてはグッとくるものがあります。
涙しながら歌っても良いのです。うまい、下手にこだわらず、子ども達へのおめでとうという気持ちを込めて歌ってくださいね。
卒園式で親からの贈り物として歌うと感動する曲のオススメ
ここまで、選曲は「子ども達が知っているもの」「親も知っていて練習しやすいもの」というようにお話ししてきましたが、どのような曲が卒園式で歌われているのか気になりますよね。何曲かオススメの歌を簡単な解説ついでお教えします!
BELIEVE
卒園式でよく歌われている定番の感動ソングです。いつでもどこでも、見守っているよという気持ちが込められている歌なので、親としては歌いながら自然と我が子に向けての気持ちが高ぶる一曲になっています。
未来へ/kiroro
親世代がよく知っている一曲ですよね。サビの言葉は親から子へ贈る言葉にぴったりで、きっと聴いた子どもにも胸に響くはず。親が歌いやすく知っているから練習しやすいという点もオススメの理由です。
こころのねっこ
子どもの成長を改めて感じて嬉しくなる一曲です。子どもが入園したての時に泣いていた思い出や、行事で活躍している姿を思い出して涙なしでは歌えない曲かもしれません。
親の気持ちが入りやすい曲なので、卒園式で我が子に贈りたい!という声が多く上がります。
365日の紙飛行機/AKB48
朝ドラの曲として聴き馴染みのある親も多くいるのではないでしょうか?
感動する曲というよりは、人生を前向きに切りひらいていこうという希望が乗せられたメロディーです。
変に暗くなりすぎず、明るい音楽でメッセージ性もあるので人気のある卒園ソングですよ。
まとめ
卒園式で親から子どもへ歌を贈る時のポイントやオススメの曲をご紹介してきましたが、参考になるものはありましたか?
卒園式まで親同士スムーズに練習できるよう事前の準備が大切になってきます。
各家庭、いろいろな事情があるということを頭の隅に入れ、円滑に練習を進められるよう、お互いが気配りをしていけると良いですね。
どのような出来になっても「自分の親が自分に向けて歌ってくれた」という事実は、きっと子ども達の心に残るはずです。
卒園式で気持ちが届くように、素敵な歌を贈れることを願っています。