町内会に入っていれば必ずといってついてくるものといえば「回覧板」ですよね。
町内での行事や注意して欲しいことなどが記載されている大事な回覧板は、しっかりと目を通さなくてはいけませんが、一体何時に届けるのが良いのだろう?と悩みます。
また、育児中のご家庭だと、ピンポンをするのにお昼寝中だったら…と気が引けますよね。
そこで、今回は回覧板を回す時間や方法、育児中の家庭への配慮など、どうしたらよいのかお教えします!
ちょっとした心遣いでご近所トラブルを避けましょう!
回覧板を回す時間はいつ頃が最適?方法はどうする?
それぞれの家庭によって生活リズムが違うので、どの時間が良い!とハッキリしないのが悩みのタネ。
専業主婦の方だったり、忙しく働いていて日中は留守がちな方だったりと、自分の生活リズムと合わず、困ってしまう方はどうしたら良いのでしょう?
まずは、回覧板を回す家庭のことを少しでも知る!
町内会に入っていれば、お隣さんともたまたま会ったタイミングでご挨拶をすることがありますよね。
そこまで深い話をする仲ではなくても、仕事をしているのか否かぐらいはわかるはず。そこを基準に回覧板を回す時間を考えましょう。
日中在宅しているご家庭の場合
仕事をしていない専業主婦の方や、在宅ワークをされていて日中も仕事をしている家庭の場合は、朝早すぎず夜遅すぎない時間に回すのが良いでしょう。時間帯でいうと朝の9時〜夜の20時までが最適と言えます。
仕事で日中在宅していないご家庭の場合
一番困るのが、在宅時間が短いご家庭の場合。緊急などの回覧板はできれば早めに回したいところですよね。
朝は忙しいだろうし、夜遅くは気がひける…という時は、自分の生活リズムの中で出来るだけ迷惑にならなさそうな時間帯に伺ってみましょう。
回覧板の回し方は、どうすべき?
戸建、マンション住まいに関わらず全て共通の一般的な方法が「郵便受けに入れておく」なのではないでしょうか?
実際のところ、ご近所付き合いがあっても、直接インターホンを押し、回覧板を渡す家庭は少ないようです。
しかし、緊急の場合は手渡しで回すのが良いでしょう。郵便受けを確認するのを忘れて、そのまま時期が過ぎてしまったということにならないためにも、緊急時はなるべく手渡しにするのが良いです。
そのためにも一度、回覧板を回すご家庭の方と会った時に、渡しに行く時間はいつが都合良いのか聞いてみるのも手です。
自分と生活リズムが違い、中々時間が合わなさそうなら、理由を話し「こういう時間になるかもしれませんが…」と一言添えておくだけでも、印象が違いますよ!
育児中の家庭にピンポンは迷惑?
回覧板を回すご家庭に小さな子どもがいるとわかると、在宅育児をしていた場合、インターホンの音で寝ていた子どもを起こしてしまわないか心配になりますね。そのような時はどうしたら良いのでしょう?
一般的なお昼寝時間は避ける!
新生児の場合は頻繁に寝ておきてを繰り返していますが、3ヶ月くらいから朝寝・昼寝・夕寝の時間が定まってくることが多いです。
1歳前後だと昼寝のみの子もいます。それを踏まえた上で、まず11時から15時の間は、子どもが寝ている時間だと考えて、インターホンを鳴らすのは避けましょう。
子育て中の方にとって、子どもの睡眠時間こそ、ほんの少し息抜きができる時なので、回覧板を回すために起こしてしまっては迷惑になってしまいます。
ピンポンの代わりにドアをノックしてみる
家中に大きく鳴り響くピンポーンという音のインターホンよりもオススメなのが、ドアをノックしてみること。
ノックしただけじゃ聞こえないかもしれないので、小さめの声で名乗りましょう。
インターホンよりは音が小さいので、お子様を起こしてしまう心配が少し減りますね。
やっぱり1番良いのは、郵便受けに入れてしまう
前述した通り、直接渡すというよりは郵便受けに入れているご家庭が多い回覧板。
そのため、育児中のご家庭は少し配慮か必要なので、やはり緊急時以外は郵便受けに入れておくのが一番迷惑にならないようです。
私自身、子どもが寝ている時間に宅配便などが来てしまっては台無しになってしまうので郵便受けに「子どもが昼寝中なので、荷物がある場合はドアをノックしてください」とドアに張り紙をしたことがあります。
少し配慮をするだけでトラブル回避できるので、一度郵便受けに回覧板を入れてみて様子をみましょう!
回覧板にまつわるトラブルは他にも!
しっかり回さなくてはいけない回覧板は、町内での人間関係を円滑にするためにも、やはりトラブルは避けたいもの。
トラブル例を頭に入れて、自分はそのような行動を取らないよう気をつけましょう!
至急、緊急の回覧板を放置
急いで回さなくてはいけない回覧板を何日も自宅に置きっぱなしにしてしまい、期日までに他のご家庭に情報が回らず、困ってしまうというパターン。回覧板は目を通したら、なるべく早めに次の方へ回しましょう。
順番通りに回ってこない
回覧板には回るご家庭の順番がある程度決まっていますよね。至急の場合は、お隣がいなかったら次の方へ渡し、見た印の捺印などがないご家庭に最後に回す、といった異例もありますが、順番通りに回ってこなかったことからトラブルになるパターンもあります。
回覧板の書類を勝手に処分
回覧板によっては複数枚の書類が一緒に回ってくることがあります。自分の前の人が勝手に書類の一部を処分してしまい、それ以降の人にはその書類の内容が伝わっていなかったというトラブルも。
まとめ
回覧板を回すことに関する配慮の仕方や、トラブル例などをご紹介しましたが、ご近所付き合いはちょっとしたことから、トラブルが起きてしまいます。
ここでは、郵便受けに入れて回すのが、一番トラブルが少ない方法だとご紹介しましたが、地域によっては手渡しが必須なところもあります。
ご自分のお住いのルールを守り、相手方に都合の良い時間を伺いつつも、自分の可能な時間も事前に伝えることによってトラブルが起きないよう、円滑にご近所付き合いをしていきたいものですね。