入梅の意味と時期!2018年はいつ?入梅いわしとは?イベント情報

季節をあらわす季語で『入梅』という言葉があります。

入梅は、にゅうばい、ついり、つゆいりと読みます。

もう答えが出てしまいましたね(笑)なぜ『入り』が先にあるのに『つゆいり』と読めるか不思議ですけど。

しかし「入梅はいつ?どういう意味?」と聞かれると、なんとなく時期はわかっても意味まではわかりません。

そこで今回は、入梅の意味、2018年の入梅、入梅いわし、イベントについて詳しく紹介します。

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入梅の意味と時期は?

入梅の意味は、梅雨の時期(季節)に入ることです。

でも、梅雨入りは場所や年によってズレがありますよね。

それが、暦で決められた日の入梅と実際に梅雨入りした日で決める入梅の二通りがあるからややこしくなります。

この二通りの入梅について詳しく見ていきましょう。

暦の入梅 

入梅は、梅雨入りの時期を暦で決めた雑節です。

日本では、太陽の黄経(太陽が1年で動く経路の座標)が80度になった時、または80度になった日を雑節の入梅としています。

太陽黄経が75度になると※芒種(6月6日頃)、90度になると※夏至(6月21日頃)になります。

(※1年を24等分して季節をあらわす二十四節気のひとつ)

入梅は、芒種から数えて5日目にあたる6月11日頃で、この日を境に梅雨入りの季節になります。

昔は、梅雨入りの時期を前もって知ることに意味がありました。

農家は田植えに水が必要なため、その目安となるのが入梅の日でした。

気象の入梅

気象の入梅は、梅雨前線が日本に近づき梅雨に入った日を指します。地域によっては梅雨に時期に入った事も入梅と言います。

日本では、地域や年によって異なり、九州地方から順に北に向かいます。

ちなみに北海道や小笠原諸島には梅雨がありません。

あくまで暦上の入梅は目安です。

気象上の入梅は、実際に梅雨入りした日ですので、日付が決まっていません。テレビなどで梅雨入りの発表を待ちましょう。

【豆知識】
手紙やハガキで使う時候のあいさつ『入梅の候(にゅうばいのこう)』は、この梅雨入りの発表後に使います。しかし手紙の宛先が梅雨入りしていなければいけません

2018年の入梅はいつ?

2018年の入梅は、暦の上では6月11日(月)になります。

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ちなみに2018年の芒種は、6月6日(水)ですので、確かに5日後ですね。

しかし、実際に梅雨入りするのは地域によって異なるため、いつかはわかりません。

梅雨入りの発表を待ちましょう。

入梅いわし

梅雨時期に千葉県の銚子市で水揚げされるマイワシの事を『入梅いわし』と呼びます。

入梅いわしは、1年の中で最も脂がのって美味しい事で有名です。

イワシには頭の働きを良くするDHAと血液をサラサラにするEPAが豊富に含まれています。

この時期は、氷水で絞めて3枚におろした刺身がオススメです。

生が苦手な人は、天ぷらやフライで楽しみましょう!

入梅いわしのイベント

千葉県銚子市では『銚子うめぇもん入梅いわし祭り』を、毎年梅雨時期から7月末まで開催しています。

各地の飲食店で、入梅いわしを味わうことが出来ます。

鮮度抜群で美味しいイワシを楽しんでみてはいかがですか?

【2017年PR動画】

現時点では2018年の開催日は発表されていません。

他の記念日

6月11日の記念日を紹介します。

【布おむつの日】
赤ちゃんからお年寄りの肌に優しく、赤ちゃんの感受性を豊かに育て、地球環境にやさしい布おむつの良さをアピールしています。

布おむつのことを襁褓(むつき)と呼んでいたから6月で、11日は『いい日』と読む語呂合わせから記念日になりました。

【梅酒の日】
高品質の梅酒の美味しさを多くの人に味わってもらうことを目的にしています。

入梅の時期より梅酒の原料となる梅の収穫がピークを迎えることと、この頃より梅酒を飲んで夏を元気に乗り切っていただきたいという思いから、暦上の入梅の日を記念日にしました。

【雨漏り点検の日】
本格的な梅雨時期を前に建物の雨漏りを点検して、雨漏りの被害にあわないことを目的としています。

日付は、暦上の入梅にあたることが多い日が6月11日だからです。

あとがき

入梅の意味はわかりましたか?

今年2018年の入梅は6月11日です。(暦上の入梅)

いつもは魚を食べない人も、入梅いわしを食べてみてはいかがですか?

この時期はカビや食中毒に気を付けて下さい。

梅雨が終わると夏はすぐにきます。

健康に気を付けて夏を満喫してください。

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