処暑2018年はいつ?意味や食べ物とは?この時期は〇〇に注意!?

処暑(しょしょ)は夏至や冬至といった季節をあらわす言葉です。

あまり聞いたことのない処暑ですが、空を見上げるとうろこ雲いわし雲といった巻積雲(けんせきうん)がある時期です。

そんな処暑について調べてみました。

今年2018年はいつなのか。どんな意味があって旬な食べ物は何か。またこの時期に注意しなければいけない事を紹介します。

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処暑2018年はいつ?

日本では太陽の黄経(太陽が1年で動く経路の座標)が、150度になった日を処暑としています。

処暑は毎年8月23日頃に訪れ、今年2018年は8月23日(木)です。

処暑はいつも同じ日にはなりません。年によっては前後します。

1992年から2023年まで8月23日が続きますが、2024年以降は22日か23日のいずれかになり稀に24日になります。

また処暑は期間としての意味もあります。

処暑は※二十四節気(にじゅうしせっき)で見ると、立春から始まり14番目の期間となり、立秋と白露(はくろ)の間にあります。

※二十四節気:1年を24等分して季節をあらわす暦

この様に期間をあらわす時は、処暑から白露の前日までの約15日間になります。

今年2018年は8月23日~9月7日

西洋占星術では、処暑を処女宮(おとめ座)の始まりとしています。

処女宮(しょじょきゅう)は、黄経150度~180度までの領域で、だいたい処暑から秋分までの期間です。

処暑の意味

処暑は、暑さがおさまる頃を意味しています。

1787年に出版された暦について書いてある書物『こよみ便覧』には、処暑は「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と記されています。

簡単に言うと、暑さが峠を越えて後退し始める頃ですね。

処暑の意味は、二十四節気のひとつで季節の変化を教えてくれる目安です。

処暑期間の七十二候

二十四節気を約5日ずつ3つに分けた七十二候では、
気象の動きや動植物の変化を教えてくれます。

【初侯】8月23日~27日頃

綿柎開(めんぷひらく): 綿を包む柎が開く

意味:綿を包んでいた柎が開き始め綿毛が中から出てくる頃

柎(フ・うてな)=花の萼(がく)=花びらの外側の部分

【次候】8月28日~9月1日頃

天地始粛(てんちはじめてしゅくす): ようやく暑さが鎮まる

意味:天気図に秋雨前線が登場し、冷たい空気とともに秋を運んでくる頃

【末候】9月2日~6日頃

禾乃登(かすなわちみのる) : 稲が実る

意味:稲穂が実り色づき始める頃

処暑の食べ物

残念ながら処暑は、行事食で決まっている食べ物は特にありません。

処暑は、夏の暑さがまだ残り疲れが出やすい時期です。

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この期間には、夏バテ防止三大食べ物記念日のひとつ『焼肉の日』8月29日にあります。

焼肉だと季節感がありませんので、処暑の時期に旬を迎えるオススメの食べ物を紹介します。

秋の味覚代表 秋刀魚

秋に旬を迎える魚と言えば『秋刀魚(サンマ)』が有名ですよね。

この時期のサンマはサイズも大きくて脂がのっています。

サンマには、血液をサラサラにするEPAや頭の働きを良くするDHAが豊富に含まれています。

また、貧血予防に最適な鉄分や美容効果があるビタミンも豊富に含まれており、一番おススメの食べ物です。

秋茄子は嫁に食わすな

秋茄子(ナス)は嫁に食わすなには、ふたつの意味があるのを知っていますか?

ひとつは、旬のナスはおいしいから嫁に食べさせるのはもったいないという意味で、姑が嫁に意地悪する言葉です。

もうひとつは、ナスは体を冷やす効果がある為、たくさん食べると嫁が体調を崩すから食べさせないという意味があります。

それにナスは種が少ないので、嫁に子供が出来ないと悪いという意味で、姑が嫁を大切にする言葉です。

処暑は台風に注意

処暑は秋の収穫が近づいている時期です。

しかし作物の天敵『台風』が起きやすい時期です。

・二百十日(にひゃくとおか):立春から数えて210日目の9月1日頃
・二百二十日(にひゃくはつか):立春から数えて220日目の9月11日頃

このふたつは台風特異日とされていて雑節のひとつです。

両日ともに農家の厄日とされています。

実際には9月下旬頃に台風が来ることが多いですが、この時期は台風に注意が必要です。

【リンゴ台風】

残暑見舞いの出し忘れに注意

残暑見舞いは、暑さが残る時期という意味なのではっきりとした終わりの日付はありません。

しかし一般的には8月いっぱいとされています。

暑さが長引く年には9月に入っても残暑とされることがありますが、8月中に出すようにしましょう。

夏休みの宿題に注意

夏休み期間は全国一律ではなく、地域によって異なります。

一般的に8月下旬頃までは夏休みですので、お盆休みを過ぎたあたりから、いつもの生活リズムに戻して宿題を頑張っている人も多いと思います。

周りに迷惑をかけないように自分で宿題は終わらせましょう!

あとがき

処暑は暦の上では秋ですが、夏の終わりを感じる季節です。

台風や宿題など注意することはいっぱいありますが、秋のおいしい食べ物を食べることが出来る時期です。

たくさん栄養を摂って夏バテにならないようにしましょう!

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