最近よく「ワンチャン」という言葉を聞きます。
ワンチャンスの意味だと思っていましたが、どうやら違うみたいです。
では、どのような意味なのでしょうか?
使い方がいっぱいある「ワンチャン」について紹介します!
ワンチャンスの意味
ワンチャンスは英語で「One Chance」のことです。
「One」は「ひとつ」、「Chance」は「機会、好機」ですね。
一度(今回)限りの好機(チャンス)の意味です。
この一度限りのチャンスをものにすれば、勝利や成功がある時に使います。
つまり、ラストチャンス(最後のチャンス)という意味です。
カタカナで「ワンチャンス」もしくは英語で「One Chance」と書きます。
言葉にする場合は「ス」を省略して「ワンチャン」と言うこともあります。
ワンチャンスの使い方
使い方の例として、スポーツの試合で苦しい展開が続いていたが結果的に勝利した場合に「今日は相手に押されていましたが、ワンチャンスで点を取り勝つことができました」
また、福引で引ける回数が1回だけで豪華賞品を当てた時に「ワンチャンスで旅行券を当てました」
その他に麻雀用語で「ワンチャンス」という言葉があるそうです。
ワンチャンの意味
ワンチャンは「ワンチャンス」の「ス」を省略した若者言葉です。
しかしその意味は、本来の一度限りとは異なります。
可能性がある状態「もしかしたら」や「ひょっとして」、「上手くいけば」などの意味になります。
つまりチャンスが何回あっても使うことができます。
ワンチャンの使い方
若者が使う「ワンチャン」は省略して使う事が多いです。
使い方の例として、片想い中のかわいい女の子に彼氏がいないとわかった時に「ワンチャンある」と言います。
さて何があるのでしょうか?
これは「ワンチャン(もしかしたら)ある(付き合う事ができる)」という意味で使います。
また「ワンチャン行ける」という使い方もあります。
実際には何回でもチャンスがあるので「ワンチャンス」ではありません。
つまり可能性がある場合に使います。
ワンちゃんの意味
ワンちゃんは、犬の吠える声「ワンワン」の「ワン」と「君」や「さん」と同じ意味の「ちゃん」をあわせた言葉です。
もともとは幼児語ですが、愛犬家同士で使う場合は相手の犬のことを指し、最近は子供・大人関係なく広く使われるようになりました。
「ワンちゃん」や「わんちゃん」と書いてあれば通常「犬」のことを指します。
ワンちゃんの使い方
ワンちゃんの使い方はいっぱいあります。
例えば、親子で散歩中にかわいい犬がいた時に、親から子供(子供から親)が「あのワンちゃん(わんちゃん)かわいいいね」
また、愛犬家同士の会話で犬の散歩中に犬の散歩をしている人にあった時に「お宅のワンちゃんかわいいですね。女の子ですか?」
その他にもペットショップの店員さんがお客様に向かって「気になるワンちゃんがいたら抱っこできますよ!」
使い方は人それぞれですが、他人の犬は特に「お宅の犬」と言うよりも「お宅のワンちゃん」と言った方が良いでしょう。
王ちゃんの意味
王ちゃんの「王」は「ワン」と読み、こちらも「わんちゃん」と読みます。
意味はプロ野球読売ジャイアンツの元選手でソフトバンクホークス元監督、現会長の「王貞治さん」の愛称(ニックネーム)です。
また中国人の「王さん」が日本で呼ばれる際に多く使われます。
一般的に「王ちゃん」は「王貞治さん」の意味で使います。
しかし、そのまま「おうちゃん」と呼ぶ場合は違うものを指していますので、注意が必要です。
王ちゃんの使い方
王会長のことを「王(ワン)ちゃん」と呼べるのは、一部の人だけです。
国民栄誉賞を受賞しているとても偉大な方で、親しい人しか使えません。
使い方は限られていて我々が「王ちゃん」と呼べるのは、親しい友達や後輩の名前が「王さん」の場合です。
あとがき
「ワンチャン(ス)」と「わん(ワン・王)ちゃん」の違いは簡単ですね!
しかし「ワンチャン」の使い方は人それぞれ違って意味がわかりません。
若者は多くの人が「可能性がある」という意味で使っているのではないでしょうか?