夏になると楽しむことができる海水浴、せっかくなら赤ちゃんと共に楽しみたいですよね。天気が良く気温も高い日しか海水浴は楽しめないので、出来れば行けるうちに行きたい！と思ってしまうものです。
ですが、赤ちゃんはいつから海水浴に入って大丈夫なのか知っていますか？ここでは、赤ちゃんの海水浴デビューはいつ頃が良いのか、注意点と日焼け対策、おすすめの持ち物をご紹介します。
赤ちゃんの海水浴デビューはいつから？
夏になると赤ちゃんでも自宅のビニールプールなどで、水遊びをしますよね。自宅だと何かあった時すぐに対応できて安心ですが、海水浴となるとまた変わってきます。
大勢の人が入っていて、海の性質や衛生面も気になるところですが、赤ちゃんの海水浴デビューはいつ頃が良いのか考えることが大切ですよ。
海水浴デビューは、おすわりできる頃から検討してOK
海でパシャパシャと水を弾かせて遊ぶには、おすわりがしっかりできている生後6ヶ月以降からなら遊ぶことができます。
また、歩けるようになる1歳前後だと、何度も打ち寄せる波に向かって砂浜で遊ぶこともできますよ。
海水浴デビューは生後6ヶ月以降であれば、家族で検討しても良いのですが、海水浴は日差しが強い中で過ごすので、赤ちゃんにとってはとても体力が奪われるものです。
赤ちゃんの体調第一で、考えましょう。
オムツが外れるまでは避ける家庭も
海水浴はいろんな人が楽しんでいて、衛生面が気になるという声を多く聞きます。
また、自宅での水遊びと違ってオムツが外れていない場合、海水浴中にオムツ交換するのが大変ですよね。
海の家で授乳スペースやオムツ交換の場を探しても、ほとんど無いところが多いでしょう。オムツが外れるまでは自宅のビニールプールか赤ちゃんOKの公共プール施設で遊ばせている家庭もあります。
赤ちゃんと海水浴で遊ぶ時の注意点と日焼け対策
日差しの強い中、赤ちゃんと海水浴を楽しむには気をつけなくてはいけないことがたくさんあります。
大人でも海水浴を楽しんだ日は疲れますよね。赤ちゃんも同じで、いつもとは違う環境に加え暑い中なので、疲れてしまいます。
赤ちゃんの機嫌や体調を気にしながら遊ぶことが大切になってきます。また、肌が弱い赤ちゃんには日焼け対策もしっかり行いましょう。
長時間遊ぶのは避ける
海水浴で遊ぶ場合、遊ぶ時間帯を考え休憩を多く取りましょう。気温が一番高くなる時間帯を避けて、朝早めの時間帯を選ぶと、ある程度遊んで休憩も取れます。
10〜15分ほど遊んだら、木陰や海の家の中などで休むようにしましょう。
赤ちゃんから絶対に目を離さない
海水浴は楽しい反面、気を抜くと大きな事故につながります。自宅での水遊びと違い、砂浜には木の枝やガラスの破片などが落ちている場合もあります。
また、赤ちゃんは数cmの水でも溺れてしまうので水辺で遊んでいるときは近くから離れないようにしてください。事前に海のどこが危険かを考えておくと良いでしょう。
水分補給はしっかり行う
海水浴で遊んでいると、ついつい水分補給を忘れがちになってしまいますが、休憩するたびに水分補給を行いましょう。
暑さから汗をかいて、太陽の光も浴びているので日射病、熱中症になりやすいです。
遊んでいる時だけでなく、赤ちゃんが寝ている時も体温が高すぎないかしっかりと確認をしてくださいね。
事前に自宅のビニールプールなどで水遊びに慣れさせる
赤ちゃんにとっての初めての海水浴は、大人が思っているよりもストレスや負担が大きくかかります。
いきなり海水浴に連れて行くと、恐怖心から水が苦手になってしまう可能性もあります。まずは自宅の小さなビニールプールで水遊びをして慣れてから海水浴を楽しみましょう。
冷たい水にある程度慣れて楽しめそうなら、海水浴に出かけてみると良いですね。
日焼け止めとラッシュガードで日焼け対策をする
どんなに日焼け対策をしていても、日差しが強く照り返しもある海水浴は日焼けしがちですよね。肌の弱い赤ちゃんにとって、日焼けは火傷と同じものです。
大きなダメージを受けないように、全身に日焼け止めを塗って、水着もラッシュガードを着用すると良いでしょう。
また、帽子も絶対に着用してくださいね。暑い日差しを避けるためにも、万全な対策をしましょう。
赤ちゃんの海水浴デビューにおすすめの持ち物
赤ちゃんと快適に海水浴を楽しむためにも、持ち物に不備が無いようにチェックをしましょう。着替えやオムツ、タオル類など基本的な持ち物に加えて、持って行くと助かるおすすめのものをご紹介します。
体温計
赤ちゃんの体温調節をしっかりしないと、日射病や熱中症が怖いですよね。パパやママも海水浴で遊んでいたり、暑い中にいると赤ちゃんを触っても体温がわからない可能性があります。
サッと測れる赤ちゃん用の体温計を持参して、休憩時に検温してみると安心できますよ。
ミニプール
赤ちゃんが海水浴を怖がってしまったときに、使えるのがミニプールです。膨らませてから、海水を少しだけ入れてあげると怖がらず遊べるかもしれません。
サンシェード付きのものだと日よけもできるので、おすすめですよ。簡単に収納できて持ち運びしやすいタイプのものも多く出回っているので、自宅でも遊べます。
冷却シート
熱中症対策のため、カバンに数枚入れておくと良いでしょう。赤ちゃんの体が少し暑いかな？と思っても、すぐに冷やせないと心配になりますよね。
冷却シートがあれば簡単に身体に貼って体温を下げることができるので用意しておくと安心です。大人でも使うことができるので、もしものために備えておきましょう。
まとめ
赤ちゃんの海水浴デビューはおすわりができるようになってからから大丈夫といわれているので、案外早い月齢で楽しむことができるようです。
赤ちゃんの海水浴デビューを考え始めたら、まずは自宅のビニールプールなどで水遊びをして水に慣れさせてあげましょう。
赤ちゃんが海水浴を楽しむためにも、事前に注意すべき点を頭に入れて、日焼け対策もしっかりと行ってくださいね！
パパやママだけでなく、赤ちゃんが笑顔で遊ぶために水分補給と休憩時間を十分に取り、夏を満喫してください！