イヤイヤ期はいつからいつまで?無い子もいるの?特徴と対処法は?

子どもの成長はとても嬉しいことですが、大変だとよく聞くのは「イヤイヤ期」ですよね。

このイヤイヤはいつまで続くのだろう…と考えてしまいますが、イヤイヤ期の特徴対処法を知っているだけでも、少し気がまぎれるもの。

毎日何回もイヤイヤ!と子どもにされて疲れている方に、必見です!

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そもそもイヤイヤ期って?

少しずつ自我が芽生え始め、自分の意思がしっかり出てくる2歳前後から「イヤー!」とよく聞くようになったなと感じる方もいるはず。私の子どもも1歳8ヶ月の現在、イヤイヤの回数が増えてきました。

大人からしたら何がイヤなのか分からないほど、些細なことで癇癪(かんしゃく)を起こす時期です。

イヤイヤ期の始まりは、成長に伴う自我の芽生えから起きるものなのです。

誰しもがイヤイヤ期になる?無い子もいる?

子どもの成長は様々。性格も一人一人違います。うちの子は物凄い「イヤイヤ!」と怒っている事が多いのに、他の同じ月齢の子を見ていると全然イヤイヤせずに落ち着いている、という場面に出くわしたこともあるのでは?

また反対に、自分の子どもにイヤイヤ期がなかったような気がして心配になる方もいますよね。

イヤイヤ期が無い子は、言葉で欲求を伝えるのが上手かったり、元々の性格もあります。

イヤイヤし始める時期が遅かったり早かったりする子もいます。本当に成長は人それぞれ。あんまり心配しすぎないようにするのが大事です。

イヤイヤ期の特徴を知って、子どもと共に成長しよう!

大人にとって子どものイヤイヤスイッチがどこにあるのかわからなくて困りますよね。イヤイヤ期が起こる理由の一つとして自我の芽生えを上げましたが、どんな特徴があるのかお教えします。

イヤイヤ期とは、まさにこの状態!

イヤイヤ期の子どもにとっては「何もかも全てがイヤ!」だと頭の片隅に入れておいてください。

イヤイヤ期ピークの場合は、朝目覚めた時から「お父さんに起こして欲しかった」「朝ごはんは三角のおにぎりが良かった」など大人としては、こんなことでイヤイヤなの?!と思ってしまう事が子どもにとっては嫌なことなのです。

毎日何度もイヤイヤ!と怒って泣いている姿を見ると親とはいえ、げんなりしてしまいますが、子どもなりの主張を出来るだけ聞いてあげましょう。

イヤイヤ期はいつまで続くもの?

もしかして、これがイヤイヤ期なのか?と思い出してから次に考えるのは、これっていつまで続くのだろう、という疑問。

イヤイヤ期の理由として、うまく言葉で欲求を伝えられない歯がゆさからイヤイヤと癇癪を起こす事が多いことから、言葉が出始める頃には少しずつ落ち着いてくるという子が多いです。

言葉の出始め自体に個人差があるので決定的な年齢や時期は未定ですが、子ども自身少しずつ上手に欲求を伝えられるようサポートしたいところです。

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イヤイヤが始まったらどうすれば良い?対処法は?

イヤイヤが始まる理由として、自我の芽生えやうまく欲求を言葉にできないことを上げてきましたが、それを踏まえた上で、どのように子どもと接していけば良いのか考えてみましょう。

子どもに選択権を委ねる

例えば毎朝親が選んだ服はイヤだ!と怒る子どもがいるとします。そういう場合は何種類かの服を出しておき「〇〇くんは、どのお洋服にする?」と聞いて子どもに選ばせましょう

自分の意思で決められる満足感が得られ、その後もスムーズに行動できることもあります。

イヤイヤな気持ちに共感する

子ども自身、上手くできなかったりイヤな気持ちだったからこそ癇癪を起こします。

そういったときには「上手くできなかったの、イヤだったねぇ」と嫌な気持ちに共感し、寄り添いましょう。

自分の気持ちを理解してくれていると感じれば落ち着く事ができます。

事前に見通しを持って、伝えておく

遊びに夢中になっているところを邪魔されるのは、子どもにとっても嫌なことですよね。

ですが、ずっと遊ばせるわけにもいかないので、事前に「時計の針が3のところになったらおしまいだよ」と約束をします。

その時間になったら「お約束したから、もうおしまいにしようね」という声かけにプラスして「お片づけ終わったら一緒に美味しいおやつを食べよう!」など、楽しみな事が先に待っているのを伝えると、子どもも見通しを持って過ごす事ができ、スムーズに行動できます。

声かけ、呼び方を変えてみる

ただ「おもちゃのお片づけしよう!」と声をかけるより「ママと〇〇くん、お片づけどっちが早くできるかな?よーいドン!」と少しゲーム感覚で楽しめるようアレンジしてみましょう。

その時は勿論子どもが上手にお片づけできたことを褒め「お片づけ大臣だね!かっこいい!」と呼び方を変えてみたりすると、子どもも嬉しくなるはずです!

落ち着くまで、とにかく待つ

子ども自身が落ち着くまで様子を見て待つことも大事です。

子どものイヤイヤはちょっとしたことで気がそれて、さっきまで号泣していたはずなのに今はケロッとしている…という事が多いと感じます。

抱っこをしたり、飲み物を飲ませたり、近くを通っている車を教えてあげたりと子どもの気持ちが落ち着いた頃を見計らって、気分転換が出来れば良いですね。

まとめ

子どもの成長の一環として「イヤイヤ期」があるとはわかっていても、実際自分が体験すると、どのように対処したら良いのか困るのはみんな同じです。

昨日まで通用していた事が、今日は全く効果がないという日も多いので、お手上げ状態な方もいるでしょう。

私自身、イヤイヤ期の子どもと一緒に過ごしていると「わ~、また始まった~」と思ってしまいますが、その中でも少し笑えてしまうような理不尽なイヤイヤに遭遇すると、何だかくすぐったい気持ちになったりします。

ちなみに今日のイヤイヤは小さな箱に大きなおもちゃを入れて蓋を閉めたい、というもので「それは無理だよ~」と思って笑ってしまいました。

何年もずっとイヤイヤが続くわけではない!と頭の片隅に置きながら、イヤイヤに疲れた時は周りに協力を要請したり、ちょっとした息抜きを大事にしましょう!

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